士乎路紬「青色緑色 暈し格子」

士乎路紬は、むかし､能登半島が「志乎路（しおじ）」と呼ばれていたことから命名され、水島繁三郎の手によって1970年代に生み出されたまだ歴史の新しい紬です。

糸は経緯ともに本場結城紬と同じく手引き真綿糸を使用し手織りにて制作されております。知る人ぞ知る真綿紬として愛されてまいりましたが、残念ながら後継者不足から今後の制作はなく、今ある作品だけのご案内となりました。

この度ご紹介させて頂く士乎路紬は、青色と緑色の濃淡を格子の中に細かく絣で表現された、特に手間と時間を要して制作された作品でございます。

御仕立の格子の合わせ方も楽しみの一つです。

○コーディネートの帯は、
タッサーシルク無地八寸帯「カティヤ」表地66,000円税込 (4-5枚目)、

丸太遠藤 絞り九寸名古屋帯「丸取りに菊楓」(sugioshopにてご紹介、6-7枚目)でございます。https://sugio.shop/products/mum_maple_marutaendou

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